過去数十年にわたり、川砂はコンクリートの製造に使用される建築材料の主な供給源となってきました。しかし、近年の乱開発に伴い、多くの団体や個人が川砂の利用を禁じています。このような状況のもと、多くの企業が川の小石などの岩石を原料とした人工砂に注目しています。川原石や岩石を加工するには、製砂ラインと呼ばれる石を砂に加工する破砕ラインを建設する必要があります。多くの企業にとって、砂製造ラインに触れるのは初めてのことです。したがって、彼らは新しい砂製造ラインを構築する方法についてまったく考えていません。これから新たに製砂ラインを始めようと考えている方に向けて、基本的な2種類の製砂ラインの設計方法についてご紹介します。
1.岩石用基礎製砂ライン
原料が石灰岩、玄武岩、花崗岩、大理石などの川の小石ではない場合、基本的な製砂ラインは 3 つの破砕段階で構成されます。第一破砕段階は一次ジョークラッシャー、第二破砕段階はコーンクラッシャー、三次破砕段階はVSIクラッシャーまたはジャイレトリーディスククラッシャーとなります。この基本的なタイプの製砂ラインは、能力が 200TPH に容易に達することができ、ほとんどの要求を満たすことができます。
2.川砂利基礎製砂ライン
一定量の川砂を含む川砂利を原料とする場合には、破砕作業の前に事前の選別工程を追加する必要があります。上記の製砂ラインと比較して、この破砕ラインは同じ破砕ステージ設計と同じ破砕機の選択を備えています。唯一の違いは、最初の破砕段階の前に前ふるい分け作業を行うために振動ふるいを追加することです。
さて、上記は人工砂を生産するための製砂ラインを設計する方法についてのすべてです。上記 2 種類の粉砕は、200TPH の能力を実現するための基本設計です。処理能力の向上に関する特別なご要望がございましたら、対応する破砕ステージに破砕機を追加することも可能です。次の記事では、引き続きセラミック破砕ラインの破砕レイアウト設計について紹介していきます。